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コロナ禍で売上急増 ダイエット飯には少量で満足感ある焼売

コロナ禍で需要が伸びた焼売
コロナ禍で需要が伸びた焼売(C)日刊ゲンダイ

 コロナの感染者数が増加している。外出を控えめにし始めた人も多いのではないだろうか。

 こうなると大変になってくるのは、一家の食事作りの担当者。持ち回りでできればいいが、一般的には誰かひとりの肩に比重がかかりがち。

 夫婦共働きの場合、仕事をこなし、毎日の食事も作らなければならないとなると、料理好きであっても、疲労やストレスがたまる。

 そこで大いに活用したいのが、テークアウトの料理や、出来合いの総菜、冷凍食品など。特に冷凍食品は休日に買ってストックしておけば、必要な時に取り出して使えるので便利だ。コロナで需要が伸びた冷凍食品はいくつかあるが、そのひとつが焼売。「味の素冷凍食品」によれば、冷凍焼売の2020年4月度の売り上げは2桁伸長。同社が7月11~12日に全国20~60代の男女150人に行ったインターネット調査によると、コロナの外出自粛前は“なんとなく”購入していなかった冷凍焼売を、ステイホームがきっかけで購入。「今後も購入しようと思う」と回答した人が92%に上ったという。

 そのアンケート結果では、冷凍焼売の魅力として、時にはメイン料理に、時にはおかずの一品に、時にはつまみや弁当のおかずに、時にはおやつに……と活用度が幅広いこと、調理の手間がかからない上に冷めてもおいしいこと、が挙げられていた。

 レンジでチンしたり、せいろで蒸したりして食べられる焼売は、調理に油を使わないので、「肉を食べたいけどカロリーが気になる」という人にもオススメ。冷凍焼売のカロリーは、100グラム215キロカロリー。メーカーや作り手によって焼売の大きさは変わるものの、標準的な大きさ(1個14グラム)で考えると、1個約30キロカロリー。豚肉や鶏肉、タマネギで主に構成される焼売は食べ応えがあるので、少量で満足感が得られる。たっぷりの野菜と数個の焼売をせいろで蒸して、コロナ太り対策のダイエット飯にしてはいかが?

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