ドライヤーを使う際は、髪から15センチほど離し、1カ所に集中しないで温風と冷風を交互に当てる。地肌が完全に乾いて、毛先が少し湿っている状態でやめるのが基本。ショートヘアで1分以内、ロングヘアでも5分以内を目安に切り上げる。
■それでもシャンプーを使うなら…
脱シャンプーを達成できても、切り替えたばかりの頃はシャンプーを使いたくなる日もあるだろう。その場合、シャンプーではなく、「純せっけん」を使った方がいいという。
「純せっけんはオリーブ油やヤシ油、パーム油などの植物性の油や、牛脂などの動物の脂をベースに、苛性ソーダなどを加えることで界面活性作用を持たせたものです。自然界にある原料から作られている点が、合成洗剤のシャンプーと決定的に異なります」
まず、ぬるま湯で髪の汚れをあらかた落としてから、ごく少量の純せっけんをたっぷり泡立たせてから、髪をやさしく洗う。
病気を近づけない体のメンテナンス