さらに、ピーナツに含まれるナイアシンは肝臓への負担を軽減し二日酔いの原因になるアセトアルデヒドの分解を助けてくれる効果もあります。アスパラギン酸は有害なアンモニアを排出してくれる働きがあるので、お酒のおつまみとしても優秀な食材といえるでしょう。
悪玉コレステロールを抑制する働きをもつオレイン酸やリノール酸など、積極的に取りたい脂質も豊富ですし、薄皮にはがん、動脈硬化、脳梗塞などを防ぐレスベラトロールも含まれています。
しかし、レスベラトロールは体内時計を動かす作用があるので、夜食べるとしたら取った方がいいかもしれません。余った薄皮はもったいないので細かくしてドレッシングなどの中に入れて朝食べてしまうのもいいでしょう。ごま油、味噌、マヨネーズとお好みで七味唐辛子を入れたディップなどに入れるのもお勧めです。適量は1日に20粒。多くても30粒までにとどめましょう。
時間栄養学と旬の食材