人工骨を使わない歯科インプラントは腫れない、痛くない

人間には組織の再生能力がある(写真はイメージ)/(C)PIXTA

 つまり、骨を再生するための空間づくりに固形物を体内に入れる必要はないと木村院長は言うのだ。

「私に言わせれば人工骨を使って歯科インプラントをするなんて百害あって一利なしです。口腔内は多くの細菌がひしめきあっていて、感染する機会をうかがっています。わざわざそんなところに固形物を入れるなんて考えられないことです。人には自分を再生する力があります。それを引き出す治療法こそがこれから求められているのではないでしょうか」

 医学の進歩は早い。かつての常識はすぐに過去のものとなる。

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