■60年代英国家庭の食卓に問題あり!
50年代末のイギリスの家庭では、ベーコン、ソーセージ、卵、ポテトなどが中心で、通常食としてはあまり生野菜類は摂取されていなかったようです。
ベーコン、ソーセージなどの加工肉を長期間摂取していれば、しだいに肥満やメタボリック症候群のリスクが高まっていきます。
大腸がんなどへのリスクも高まったかもしれませんが、今から半世紀前の60年代初頭では、まだその危険性についての詳細は判明していませんでした。
現在では、アメリカ対がん協会が「大腸がん予防には、赤身肉(レッドミート)や加工肉の摂取を1日80グラム以内にすべきである」と勧告しています。
ビートルズの食生活から学ぶ健康