医療保険、介護保険の上限額は収入や年齢で異なりますが、例えば上限がそれぞれ8000円の人であれば、看護師やホームヘルパーが毎日来て、点滴や介護を受け、濃厚な在宅医療行為を受けても、1カ月の費用は1万6000円となります。
では、介護保険が受けられず、3割負担の医療保険のみの人は?
たとえばがんの末期では月3万円前後、点滴のポンプやいろいろな機械を導入すると月7万~8万円前後。高額だと思いますか?
しかしこれでも入院時の費用と変わらないか、低いくらい。人生の最期の時間を自宅で思うように過ごせるわけです。その価値は計り知れませんし、むしろリーズナブルではないでしょうか。
最期は自宅で迎えたい 知っておきたいこと