簡単なのは、部屋を真っ暗にして眠ること。人は目に刺激が入ってこないだけでリラックスモードになり、眠りが深くなる。また、就寝前に、激しすぎない“適度な運動”を行うのも、良い睡眠を作り出す。
「運動前のストレッチとは違い、あくまでもリラックス目的のストレッチです。関節(手、足、股)を緩めて血流を良くすると、安眠に効果がありますよ。仰向けに横たわって大きく伸びをするだけでもいいです」と〆谷部長。
そのほか、ホットミルクやホットココアを飲んで、カラダを温めるのも質のいい眠りへの近道。ココアにはリラックス効果があるテオブロミンという物質が含まれており、ストレス軽減も期待できる。カフェイン入りの飲み物は避ける。アルコールは興奮剤であり、眠りの質をかなり落とすので「寝酒をすれば眠れる」は間違いだ。
また、〆谷部長は「睡眠薬は一度飲めば止められなくなる」「眠剤はだんだん効かなくなる」「怖い副作用がある」などの、睡眠薬に対する多くの誤解に対して苦言を呈する。
「死ぬまで元気」を目指す