「これらはすべて間違いです。むろん、睡眠薬を服用せずに生活習慣の改善や睡眠方法の変更で良い睡眠を得られるのが一番。しかし、不眠治療で睡眠薬を飲み始めても止めることはできますし、同じ薬で何年間もぐっすり眠っていられる方もいます。副作用で命に関わるようなことはありません」
加齢とともに体内時計も変化し、自然と早寝早起きになっていく。記者のように少ない睡眠時間で満足する人も多いだろう。それは人として自然なことのようだ。早朝に目が覚めてしまったら、また眠ろうと焦ったりせずに、起床して朝の時間の有意義な過ごし方を考えてみるのもいいかもしれない。
「死ぬまで元気」を目指す