高齢者の低血糖対策では、その人に応じた血糖値やHbA1cの目標値を掲げることも大切です。日常生活動作(ADL)や飲んでいる薬などによって目標数値は異なります。あえて、少し高めのHbA1cを目指すことも。40~50代から糖尿病の薬物治療を続けている人は、65歳を越えたら、これまでの血糖値やHbA1cの目標値のままでいいのか、かかりつけ医に相談してみましょう。低血糖はあらゆる合併症の発症に関与すると報告されています。
自己血糖測定器や持続血糖測定器などで血糖値の変動をチェックすることも、低血糖対策に役立ちますよ。
進化する糖尿病治療法