他の研究でも3%の食塩水(海水と同程度)に3日間漬けたカブの浅漬けが最もイソチオシアネートの生成量が多かったという報告もあるので、おかゆの用意ができない場合、浅漬けを食べるのもいいかもしれません。
葉にはビタミンCと同じく体の酸化を防ぐ効果が期待できたり、ビタミンAが足りない時にビタミンAとしての働きも担ってくれるβカロテンまで含まれています。
時間栄養学として考えてみると、自身の目的に合わせて取るのがよさそうです。「ビタミンC」を取るのであれば「朝」に、「βカロテン」を意識して取りたいのであれば「夜」に食べてみましょう。
ただし、特にこの年末年始の暴飲暴食は胃や腸がとにかく疲れる時季です。そのため胃腸を休ませたい……という場合、もしくはこれからたくさんごちそうを食べるよ!といった場合には、どの時間帯でもアミラーゼやイソチオシアネートの力を借りるべく、カブを献立に取り入れてみてはいかがでしょうか。
時間栄養学と旬の食材