具体的にどんなことに注意すればいいのか。山村院長はこんなアドバイスをする。
●消化の悪い食べ物は控える
特に、脂肪分の多い食べ物は胃での滞留時間が長く、胃酸の分泌を活発にさせる。胃に刺激のある香辛料、コーヒー、お酒、炭酸飲料なども取り過ぎに注意。
●食事はよく噛んで、30分以上かけて食べる
よく噛まない「早食い」や「大食い」は、消化に時間がかかり、胃酸の分泌が増える。一口20回以上噛むようにして、ゆっくり時間をかけて、腹八分目を心がける。
●食後2~3時間は横にならない
食後は下部食道括約筋が一時的に緩みやすく、胃に食べ物が消化されずにあるので逆流しやすい。夕食は寝る2~3時間前までに済ませる。
病気を近づけない体のメンテナンス