コロナワクチン接種の健康被害は頻度が高く症状も重いのか

英国でもワクチン接種が進んでいる(C)ロイター

「ほとんどのワクチンで、痛み、腫れ、発熱、吐き気、下痢といった一般的な副反応が表れるケースが多く見られます。多くの健康な人には深刻な問題にはならないといいますが、持病を抱える高齢者にとっては致命的になってしまう可能性がある。高齢者や持病がある人への接種は慎重に検討すべきです」

 健康に問題がない人でも、ワクチン接種による健康リスクがゼロというわけではない。

 米疾病対策センター(CDC)の報告では、ファイザーのワクチン接種が始まった2020年12月14日から18日までの5日間で、11万2807人のうち3150人(2・79%)に健康被害があったという。

 詳細はわかっていないが、健康被害に該当するのは、「普通の日常生活が送れない」「仕事ができない」「医師または専門家によるケアが必要」といった状態とされている。

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