「外陰部に塗ると、思わぬ薬の副作用が出ることがあります。医師の判断が必要です」(尾上院長) 次に考えられるのは、陰嚢の皮膚掻痒症。内臓疾患の前触れとして起こることがある。「代表的なのは糖尿病です。がんや腎不全などで起こることもあります」(尾上院長) 性感染症の専門の医療機関でなくても、インキンタムシなら皮膚科で、糖尿病などは内科で診てもらえる。痒みは生活の質も(QOL)も下げてしまう。我慢はしないで専門家の判断を仰ごう。
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