独白 愉快な“病人”たち

不整脈で救急搬送のせんだみつおさん 死んじゃうのかなと…

せんだみつおさん(C)日刊ゲンダイ

 でも、救急車を呼んだから助かったんですよ。呼ばずにガマンしたために亡くなる方って、少なくないそうです。われわれ団塊の世代はみんな70代になって、これから順番に黄泉の国へ行くわけだけど、心疾患は増えるでしょうね。人間ドックを定期的に受け、動悸がしたら躊躇せず救急車を呼ぶ。そして、ムスコを元気にしようと、強いサプリメントは飲まないことですね。ナハ! ナハ!

 お医者さんに、日常生活で一番注意するように言われたことは「急がないこと」。たとえば、電車の扉が閉まりそうなときに走って飛び乗ろうとせず、その電車をやり過ごして次の電車を待つ。僕はせっかちなので、つい走って飛び乗ろうとしちゃう。分刻みで仕事するぐらい忙しくするのも好きですしね。でも、それじゃダメ。今は生き方を変えて、のんびりして、気持ちに余裕を持つよう心がけています。

 あと、寒い時期にゴルフをしない。寒暖の差が心臓には良くないので、家の中ではお風呂とトイレに気を付ける。外出時は、このジャケット(写真)をちゃんと着る。息子(俳優のせんだ雄太)が「寒いのはいけない」って買ってくれたんですよ(笑い)。

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