できれば朝、昼、夜の1日3回行うのがいいが、面倒なら朝だけ、夜だけと、1日1回でも構わない。歯の手入れは、最初に「フロス」で汚れを落とし、次に「歯磨き」、そして最後に「マウスウオッシュ」を使うのが理想という。
■舌上げストレッチ
スプーンを使って、舌周りの筋肉を簡単に鍛えることができる。舌の筋肉が強くなると、唾液力、咀嚼力、のみ込み力がアップするだけでなく、滑舌の悪かった話し方も改善するという。やり方はこうだ。
①舌を軽く出し、舌の先の方に、手に持ったスプーンの裏側を当てる。②手で押さえたスプーンを舌の力だけで持ち上げ5秒キープする。これを5回繰り返す。
■リズミカルに噛む
食べ物をよく噛んで食べることは、唾液の分泌を促し、口や顎周りの凝り固まった筋肉をほぐす効果がある。さらに、リズミカルに噛むことを意識すると、脳にもいい効果がある。心の安定に欠かせない脳内の神経伝達物質「セロトニン」の分泌が増えるのだ。
病気を近づけない体のメンテナンス