ポール・マッカートニーの音楽活動への意欲は衰えることを知りません。昨年12月、コロナ禍の影響下にある英国で「マッカートニーⅢ」をリリースしました。予定されていたヨーロッパツアーがコロナによって中止になった昨年6月以降、時間ができたことで、このアルバムの制作が可能になったようです。ご存じのように、英国では一時、ロックダウン(都市封鎖)体制が敷かれました。英国において、コロナによる死者、感染者の数はともに日本以上です。
「僕の農場で家族と一緒にロックダウン生活を送っていた。毎日、自分のスタジオに通った」
ポールはアルバムのライナーノート(解説文)の中でそう語っています。アニメーションの音楽に手を加える仕事を終えた後、次は何をしようかと考えた彼は、何年にもわたってやりかけていたものの、途中で終わってしまっていた曲作りに本格的にチャレンジします。
ビートルズの食生活から学ぶ健康