独白 愉快な“病人”たち

水を飲み込むのも困難に…ぺえさんは急性咽頭炎で入院を経験

ぺえさん(C)日刊ゲンダイ

 血液検査で「急性咽頭炎」と診断され、そのとき撮られた喉の写真を見たら真っ白にただれていました。初めは流動食も4分の1ぐらいしか食べられませんでしたが、点滴と飲み薬で改善し、10日間で無事に退院。その間に入っていたお仕事は事務所の先輩の鈴木奈々さんが「大丈夫だ、任せろ」と言わんばかりにカバーしてくださって、本当にありがたく感じました。その優しさのおかげで心おきなく体を休めることができた気がします。

 思えばデビューからそれまではずっと「頑張らなきゃいけない」「弱さを見せてはいけない」「休んでる場合じゃない」と無理を重ねていました。咽頭炎の1年前には、じつは突発性難聴にもなっていたのです。あのときは右耳が聞こえないまま学園祭のトークショーに出て、途中で左耳も耳鳴りでほとんど音が聞こえなくなって、必死に雰囲気と口の動きから読み取って乗り切りました。

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