ニューヨークからお届けします。

コロナパンデミックで看護師志望者が急増した理由とは?

新型コロナウイルス患者を治療する医療従事者(C)ゲッティ=共同

 ニューヨークでは毎晩7時に街中の建物の窓から看護師さんへの拍手喝采が数分間続き、スーパーボウルやゴールデングローブ賞などメジャーなイベントへの招待など、さまざまな方法で彼らをねぎらおうという動きも非常に活発です。

 また、コロナで失業者があふれる中、看護師という職業自体が見直されたことも大きいでしょう。もともと平均年収850万円で福利厚生がしっかりしていますし、コロナ禍初期にニューヨークで看護師が不足した時は、全米から応援に駆け付けた看護師の給与は1週間で最高100万円に上りました。

 アメリカでは「病棟を仕切るのは医師ではなく看護師」と言われるほど、彼らは大変リスペクトされています。

 患者と24時間向き合い命を支える看護師に、どれほど感謝の気持ちを伝えても足らないと考える人が増えたのもコロナがもたらしたひとつの結果だといえるかもしれません。

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シェリー めぐみ

シェリー めぐみ

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

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