「鼻うがいは、塩を3グラム入れて作る基本的なうがい液でもかまいませんが、粘度が強く、ネバネバした頑固な鼻水の場合には、鼻の通りがスッキリしないことがあります。そのようなときは『重曹鼻うがい』をするといいでしょう。ぬるま湯に『塩5グラム』と『重曹(食用)2・5グラム』を溶かして、うがい液を作ります。重曹が鼻水の粘度を弱める働きをしてくれます」
アレルギー性鼻炎や花粉症など、重い鼻症状を持つ人は、つらさのあまり「鼻ごと取ってしまいたい」という気分になる。
そのようなときに、やってはいけないNG習慣がある。それは症状を和らげようとして顔や鼻を冷やしてしまうことだ。鼻が腫れて通りが悪くなったり、炎症が起こるのは鼻粘膜の血流が滞っているからで、逆効果になる。血流を良くするには「鼻カイロ」などで鼻を温めるといいという。
■鼻カイロのやり方
病気を近づけない体のメンテナンス