なぜコンドームを着けているのに、避妊に失敗してしまうのでしょう。避妊に失敗するということは、性感染症も予防できないということです。それだけコンドームの扱い方は難しいといえるのです。
では、どんなところに間違った扱いをしてしまう“落とし穴”があるのでしょうか。まずは、どんな場所に保管しているかです。
コンドームには使用期限があり、期限が切れたものは破れやすくなります。普段は直射日光の当たらない、防腐剤のない場所に保管する。「いつでも、どこでも取り出せるように」と、財布に入れている人も多いようですが摩擦で傷んで破れやすくなります。
携帯するなら、アルミ製の名刺ケースなどのハードケースに入れるようにしましょう。
装着するタイミングは最も大切です。射精直前に装着しても、妊娠も性感染症も防ぐことはできません。いわゆる「ガマン汁」にも精子や病原体は含まれます。オーラルセックス(フェラチオ)を含めて、最初から最後まで装着しましょう。
専門医が教える パンツの中の秘密