病気を近づけない体のメンテナンス

鼻<下>薬を使わずに鼻詰まりを治す3つの方法 専門医が指南

写真はイメージ

 中身の入っている500ミリリットルのペットボトルを1本用意する。①詰まっている鼻の穴とは反対側の脇の下(位置は脇から指3本分下)でペットボトルを挟む②鼻呼吸をしながら、ペットボトルに圧力をかける。両方の鼻が詰まっている場合は片方ずつ、両脇で行う。

「脇の下には圧を感じるセンサーがあり、そこには交感神経が通っていて、反対側の鼻の鼻甲介とつながっています。その交感神経を刺激することで鼻甲介の血管が収縮して、腫れている鼻の穴が一時的に開くのです。ペットボトルがなければ、テニスボールなどでもかまいません。必ず片側ずつ行ってください」

 自律神経の乱れを整えて、鼻詰まりなどの症状を緩和させる方法はまだある。小指に湿布を貼る方法だが、花粉症の場合は両方の小指に貼り、鼻詰まりの場合は症状が出ている側の小指に貼るといいという。

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