「少なくとも2品はノンオイル」というのは、一汁三菜で味噌汁とおひたしを食べるとすると、あとの2品はハンバーグやマヨネーズを使った料理でOKということ。メインが焼き魚なら、副菜1品は冷ややっこやおひたしのノンオイル料理、残りは野菜炒めや油で炒めて作る豚汁などにする。
この方法、外食時にも役立ちますよね。厳密でなくてもいいんです。「少なくとも2品はノンオイル」を頭の片隅に置いておけば、「かき揚げそばとカレーの組み合わせはまずいな」となるでしょうし、「パスタとドレッシングたっぷりのサラダでは、どちらもオイルもの。せめてサラダはドレッシングなしにしよう」となるでしょう。
私たちは、生きている限り食べる行為と縁を切れません。「好きな食べ物」「好きな味付け」「好きな献立」は、その人が長年積み上げてきたものでできています。
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