ダイエット中なのに、深夜にお腹がすいて仕方がない……。そんな時、みなさんはどうしているだろう?
お茶やカフェオレなどで気を紛らわせる?
しかし、これではカフェインで睡眠の質が低下するし、夜中にトイレで目が覚める率が高くなる。
お茶漬け、うどんなどの消化の良さそうなものを食べる。悪くないが、やはり寝る前の食事は睡眠の質を下げるし、糖質(炭水化物)中心で体重増加につながりかねない。
一番いいのは、カロリーが低く、糖質が少なく、消化が良いもの。ホットミルクや豆腐の味噌汁、豆乳スープ、湯豆腐などがおすすめだ。温かい料理の方が満足感を得やすく、汁物はお腹が満たされた気分になりやすい。
深夜にお腹がすきにくい生活習慣を身に付けるのもひとつの手。
糖質中心の食生活ではお腹がすきやすい。タンパク質や脂質を上手に取り入れた献立にする。夕食は、寝る3時間くらい前が理想的だ。早くに食べ終えると、お腹もすきやすい。夜更かしは空腹を招くので、程よい時間に布団に入る。
実は睡眠不足も、夜の空腹の原因になる。4時間睡眠と10時間睡眠の人の脳を調べた研究で、4時間睡眠の人は満腹をつくるホルモン、レプチンが18%減り、食欲を刺激するホルモン、グレリンが28%上昇したという結果が出た。
さらに、4時間睡眠の人はお菓子を食べる行動が30%増加し、午後には空腹感が強くなり、夜9時以降に空腹感と食欲が強くなったとの結果も。
夜に空腹感に襲われる人は、睡眠時間を確保するところから始めるのも手だ。
今日何食べる?