その結果、新型コロナウイルス感染症に関連する死亡リスクは、既存型ウイルスと比べて英国型変異株で64%、統計的にも有意に高いことが示されました。このリスクはまた、既存型ウイルスが英国型変異株に置き換わることで、1000人当たりの死亡者が2・5人から4・1人に増加することを意味しています。
幸いにも英国型変異株については新型コロナウイルスワクチンが依然として有効であるという報告もなされていますが、ワクチンが現段階で普及していない日本では、変異株の感染拡大に注意が必要かもしれません。
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