痛いの痛いの飛んでいけ~。子供の頃に転んでぶつけたあとを、手でさすりながら母親が言ってくれたおまじない。子供が早く泣きやむように言ったのかもしれませんが、本当に痛みが飛んでいった気がしたものです。皆さんも同じような経験があるのではないでしょうか。
大人になって、うっかりどこかに頭や腕などをぶつけた時も、自然と手でさすります。デート中に起きたら、パートナーにさすってもらうことだってあります。痛みの程度によりますが、軽ければ手を当ててさするだけで、痛みが和らぎますよね。
私が着目したいのは、このさする効果。子供じみているし、うさんくさく聞こえるかもしれませんが、先ほどの例のように、大人になっても、ケガをした時は自分でさするし、効果を感じているはず。
婦人科疾患のないセックスの痛みでは、痛いと言われた時に、男性パートナーが痛い場所でなくても、肩や背中などをなで、抱きしめるだけで、不安だった気持ちが落ち着きます。
セックスが痛い