太る?何を飲めばいい?プロテインで知っておきたい4つのこと

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「しかも、タンパク質は『取り貯め』ができません。1回30グラムを上限に、3食ごとに取るのが理想的。運動をしている人なら、よりたくさんのタンパク質の摂取が必要ですから、1日に何回かに分けてこまめに取る必要があります。食事で取るとなると、大変な上に、かえって摂取カロリーが過多になる心配があります。だからこそ、プロテインを上手に利用するといいのです」(KENICHIさん=以下同)

 運動していない人がプロテインで少々摂取カロリーが増えても、タンパク質をきちんと摂取できることを考えると、メリットの方が上回る。

 せっかくなので、より効率を上げる取り方、NGの取り方を知りたい。KENICHIさんに教えてもらった。

【普段はソイまたはカゼイン、運動前後はホエイ】

 プロテインにはソイ、ホエイ、ガセインという3種類があり、ソイは大豆由来、ホエイ、ガセインは乳由来。ソイとガセインでできたプロテインは摂取後、体への吸収が遅く、ホエイは早いという特徴がある。そのため普段の食事中はソイやホエイがいいが、運動前後には効率よく筋肉を作るためにホエイの摂取がいいそうだ。また筋トレ中などで「体を大きくしたい」という目的がある場合も、ホエイが効果的。

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