在ニューヨーク日本領事館はこうしたヘイトクライムに遭わないための注意を喚起。NY市警からのアドバイスとして「外出時は可能な限り複数人で行動する」「暴力事件などが発生しても感染への恐怖から周囲の支援が得られない可能性がある」「公共交通機関利用中には周囲の状況把握ができない恐れがあるので、決して携帯電話の画面を注視しない」などと呼びかけています。
アメリカ全体で6%、ニューヨーク市でも12%にも満たないアジア系アメリカ人は、おとなしく目立たない、どちらかというと無視されがちな存在だった一方で、歴史的にアメリカ人の仕事を奪った移民というイメージを持たれている場合もあります。それが「チャイナウイルス」の影響で怒りに変わっていることに、多くの在住日本人や日系人も戸惑いを隠せない状況です。
ニューヨークからお届けします。