病気を近づけない体のメンテナンス

首<上>頚椎症には痛みナビ体操が効く リハビリ専門医が推奨

写真はイメージ

 背筋を伸ばして顎を少し引いた姿勢から、顎を思いっきり引いて、戻す。このとき、首に力を込めて、顔を真っすぐ前に向いた状態を保つのがコツ。

②首反らし運動

 背筋を伸ばして顎を少し引いた姿勢から、顎を突き出さないように注意しながら、ゆっくり上を向き、戻す。戻すときも顎を突き出さない。

 頚椎が硬くなっていると、1回目にかえって痛みが強くなるときがあるので、1回で判断せず、それぞれ10回程度繰り返してみる。

 首引き運動で痛みが改善するようなら「後方改善型の首引きタイプ」、首反らし運動で改善するようなら「後方改善型の首反らしタイプ」となる。

「前方改善型」も「うつむきタイプ」と「顎出しタイプ」の2つのタイプがある。確認の仕方はこうだ。

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