セックスが痛い

自分に合った潤滑剤選び…知っておきたい4つのポイント

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

【成分が合わない】

 化粧品と同じく、どの人の肌にも優しい潤滑剤というものはありません。心配なときは使用前に肌パッチテストを。

【使用期限を過ぎていた】

 あまり減らないからと何年も前に購入したものや、いつ購入したか思い出せないものを使うのはトラブルのもと。古いものは使用せずに捨てる。目安は、化粧品と同様に購入後3カ月以内です。使い切れなさそうなときは、容量が少ないものを買うようにしましょう。

【汚れた手で使用】

 中身のジェルが清潔でも、汚い手で取れば雑菌が付着してしまいます。使用する前は、せっけんで洗浄した清潔な手で使うことが基本です。

 仕事柄、さまざまな商品を試しますが、使用感が違います。トラブルがなくても、自分好みのものが見つかるまで何種類か試す覚悟が必要なことも。潤滑剤は傷をつけずにスムーズに行うための大事なセーファーセックスのアイテムでもあります。楽しみながら探してください。また、深刻な潤い不足は婦人科の受診を。

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小林ひろみ

小林ひろみ

メノポーズカウンセラー。NPO法人更年期と加齢のヘルスケア会員。潤滑ゼリーの輸入販売会社経営の傍ら、更年期に多い性交痛などの相談に乗る。

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