今年の米国医師会雑誌に掲載された論文によると、足の動脈硬化で歩くと痛みの出る患者さんに、痛みの出る強度まで運動してもらうと、1年で30メートル以上も歩ける距離が長くなりました。
しかし、痛みが出るまで運動しないと、むしろ歩ける距離は短くなっていたのです。
これはもちろん自己流では駄目で、お医者さんで診断を受け専門家の指導の下で行う必要がありますが、運動はこの病気には最も有効な治療法なのです。
医者も知らない医学の新常識