病気を近づけない体のメンテナンス

首<下>専門医考案 手を使うタイプ別「痛みナビ体操」の実践

写真はイメージ

【首反らし体操】①基本姿勢から、左右どちらかの手で、第7頚椎棘突起の横を押さえ、顎を後ろに引く。②顎を少し引いたまま、ゆっくり上を向く。このとき顎を突き出さないように気をつける。③ゆっくりと首を戻していき、顎を少し引いた基本姿勢に戻す。

■前方改善型のうつむきタイプ

【うつむき体操】①基本姿勢で、左右どちらかの手を頭のてっぺんに置き、肘が顔の真ん中にくるようにする。②顎を喉から胸に押し付けるように、ゆっくりと頭を下げてうつむく。③下げきったら、ゆっくりと基本姿勢に戻す。

「背中が丸まっていたり、顎が前に出ていたり、悪い姿勢で体操をしても首の痛みの改善は望めません。それだけでなく、動かしたくない頚椎の下部が曲がってしまうと、かえって症状が悪化してしまうケースもあるので注意してください」

4 / 5 ページ

関連記事