2009年に「Obstetrics and Gynecology」に発表された論文では、低用量ピルを中止して最初の1周期目で21.1%、3周期目で45.7%、1年後には79.4%、2年後には88.3%に妊娠が認められました。その他の研究でも中止後1年以内に84~88%に妊娠が成立したと報告されています。また中止後の妊娠率は低用量ピルを飲んでいなかった人とかわらないことも報告されています。
もし低用量ピルを飲むなら短ければ短いほど影響が少ないのでは? と考える方もいるでしょう。
低用量ピルを2年以上使用した女性と、2年未満使用した女性で比べたところ妊娠率に差がなく、現在では低用量ピルの使用期間と中止後の妊娠率には関係がないと言われています。
■長期使用しても中止後妊娠しにくいことはない
巣ごもりGWだからこそ知る「ピルの効能」