セックスが痛い

閉経後の不調を「加齢によるよくある症状」と軽視しない

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 尿トラブルやデリケートゾーンの不快感は、日常的に集中力を奪われるし、お出かけ先では常にトイレはどこか確認しなければいけない。性生活も痛ければ心身の負担になるし、生活がスムーズにいかないことのストレスは大きいもの。すでに気になる症状がある場合は早めに適切な治療を受けておきたいですよね。

 現在、GSMの治療のひとつであるレーザー治療は保険適用外ですが、GSMが治療するものと認識が高まれば、将来保険扱いになるかもしれません。「年だから仕方ない」から私たちも認識を変え、医療にかかることにちゅうちょしないよう心掛けたいですね。

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小林ひろみ

小林ひろみ

メノポーズカウンセラー。NPO法人更年期と加齢のヘルスケア会員。潤滑ゼリーの輸入販売会社経営の傍ら、更年期に多い性交痛などの相談に乗る。

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