医者も知らない医学の新常識

「花粉症薬」と「胃薬」で運動効果が消失…ヒスタミンが関係

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 運動で健康になるためにはヒスタミンが大事な働きをしているので、それを抑えると運動の健康効果が低下してしまうということのようです。花粉症の薬も胃酸を抑える胃薬も、どちらもヒスタミンを抑える作用を持っているので、一緒に使うのはどうしても必要な時だけにしておいた方が安全かもしれません。

2 / 2 ページ

石原藤樹

石原藤樹

信州大学医学部医学会大学院卒。同大学医学部老年内科(内分泌内科)助手を経て、心療内科、小児科研修を経て、1998年より「六号通り診療所」所長を務めた。日本プライマリ・ケア学会会員。日本医師会認定産業医・同認定スポーツ医。糖尿病協会療養指導医。

関連記事