「途中から記憶がない」は問題飲酒…飲み方を変えるポイント

飲み方を見直そう

「最初に、自分がどれくらい飲んでいるかを知るべき」

 お酒を飲んだ日はカレンダーに印を付ける。その日に飲んだ量をメモする。もともと適量飲酒の人は別にして、日頃から多量飲酒していた人は、量を可視化することで、「これは、体にもお財布にも、良くない」と思うかもしれない。

「お酒を飲むときは必ず食事を取りながらにする。また、お酒の代わりに炭酸飲料を飲むことで、飲酒量を減らせられる人は少なくありません」(斉藤さん)

 記者の友人にも、炭酸水を作る機械を購入し、酒量が激減した人がいる。「ハイボールが好きで飲んでいたのではなく、シュワシュワシュワという喉越しが好きで飲んでいたことに気づいた」とのこと。今は、ノンアルコールビールをはじめ、ノンアル飲料が結構売られているので、それらを応用するのも手だ。

「有酸素運動もアルコール摂取量を減らす上で役立ちます」(斉藤さん)

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