もともと仲の良いカップルはコロナ感染拡大で性交回数が増加

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

「明らかにパンデミック後に幸福度が下がり、統計的にも有意な低下でした。さらに性生活に関して調べると、前提としてパンデミック前後どちらにおいても幸福度と性交回数の正の相関関係が判明しました。パンデミック前後で性交回数は有意に減少していたのです」

 パンデミック前は週2回以上性交するカップルが54・2%だったが、パンデミック後は37・2%に減少。性行為が0になった人も11%から35・8%に増加した。

 主な理由は、プライバシーの悪さ(43・2%)、心理的刺激の不足(40・9%)。ただし、性欲に関しては、約1124人(71・3%)が「変わらない」、もしくは「強まった」と答えた。

■独身・ひとり暮らしの日本人男性も性欲上昇

 では、日本では? アダルトグッズで有名な「TENGA」が20~50代男女960人を対象に行った「コロナと性」という研究結果を昨年、発表している。それによると、平時の性行為の回数が「月20~29回」の群は、2020年2月中旬のコロナ感染拡大以降、倍増。

2 / 4 ページ

関連記事