日常生活でワーキングメモリーと前頭極を鍛えるためには、「ブランチング課題」(複数のことを同時に行う作業)を生活の中に取り入れること。たとえば次のようなことを心がけるといいという。
【「時間」でスケジュール管理をする】
とにかく予定を立てて、それに沿って行動する。大まかでも前日までに「何時に何をやるか」を決めておく。そのことを一時的に記憶するためにワーキングメモリーを使い、頭の中で順序立てて処理するために前頭極を働かせることになる。
【「冷蔵庫の中身」を常に把握しておく】
冷蔵庫のどこに何をしまうかを決め、常に中身をチェックしながら、何がどのくらいあるのか、賞味期限・消費期限はいつなのか、などを頭に入れるようにする。
病気を近づけない体のメンテナンス