今日何食べる?

簡単で栄養バランスバッチリ!在宅のお昼にひっぱりうどん

ひっぱりうどん
ひっぱりうどん(C)PIXTA

 在宅勤務で、朝昼夜と自宅で食事をしているという人も多いだろう。仕事の合間に食べる昼食は、できれば簡単に、しかし栄養バランスは良くしたい。

 そこでオススメなのが、山形出身の知人に教えてもらった「ひっぱりうどん」。山形県の郷土料理で、ゆでたうどんを鍋からそのまま引っ張り出し、タレに漬けて食べる。このタレが、栄養満点な上に、何なら包丁なしでもすぐ作れる。

 用意するのは、サバ缶と納豆。器にサバ缶と納豆を入れて、刻みネギを加え(刻んで売られているネギを使えば包丁要らず。料理用ハサミでチャッチャッと切ってもいい)、醤油をちょろりと垂らす。醤油をたくさん入れると味が濃くなるので、最初は少なめにしておいた方がいい。グルグルかき混ぜたら、漬けダレの出来上がりだ。

 サバ缶、納豆はタンパク質の補給源になるし、サバ缶にはDHA、EPAという健康にいいといわれる成分が豊富。特にEPAは、血液の性状を健康に保ち、血栓をできにくくしたり、高脂血症、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞を予防する働きがあることが国内外の研究で知られている。

 納豆も、含有成分であるナットウキナーゼや食物繊維が血栓ができるのを防ぎ、心筋梗塞、脳梗塞の予防に役立つといわれている。

 何よりこのひっぱりうどん、おいしいのが素晴らしい。卵を加えたり、大葉、ミョウガ、ショウガ、ゴマなどをさらに加えてもいい。唯一注意は、食べ過ぎないことか……。

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