先日、自分のSNSが「処女卒業サポート」と名乗るアカウントからフォローされていることに気づきました。調べてみると似たようなアカウントやサイトはネット上に複数あり、共通しているのは、「僕たちがサポートすることで“痛みなく”処女を卒業できますよ」をうたい文句にしていること。
初体験は痛いと想像してセックスできない、またはセックスを試みたが性交痛で最後までできず処女のまま――といった女性を主にターゲットにしているようです。
セックスへの痛みの不安に寄り添う巧みなメッセージは、悩んだり焦ったりしている女性なら、頼りがいがあるものに感じ、足が向いてしまうかもしれません。しかし、よく考えたら、知らない人とセックスをする、ただの勧誘です。
こういった怪しい“サポート”に吸い込まれないようにするには、処女は恥ずかしいものという誤った考えを捨てること。セックス経験の有無で、その人の価値は変わらないのです。
セックスが痛い