病気を近づけない体のメンテナンス

肩甲骨<上>ハーバード大客員教授が教えるガチガチ度チェック法

肩甲骨が硬いと首や肩のこりの原因に

【後ろで組んだ腕がどこまで上がるか】
①直立し、両手を後ろで組む。
②両手を後ろで組んだまま上げる。腕を上げるときに上体を倒さないようにすること。

[判定]腕を60度以上の角度に上げることができたらOK。60度未満の場合は肩甲骨が硬くなっている可能性がある。

 加齢に加えて肩甲骨まわりの筋肉が衰え、前かがみの姿勢(ネコ背)になってしまうのは、スマホやパソコンなどを利用する時間が長くなったことが一因になっている。その状態が長く続けば、その姿勢を維持する形のまま硬くなるのだ。肩甲骨のガチガチ度は姿勢でもチェックすることができる。壁に肩とお尻、かかとをつけて立つ。その状態で壁と腰との間の隙間が小さければOK。隙間に手を差し込むと、軽く圧がかかるくらいだ。しかし、壁と腰の間に大きな隙間ができるほど腰が反っていたら肩甲骨が硬くなっている可能性があるという。

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