横隔膜の動きをチェックする方法はこうだ。①肋骨の下の骨際に、親指以外の4本の指を食い込ませる。②鼻から息を吐き出す。③お腹に空気を入れるつもりで、鼻からゆっくり息を吸う。④鼻からゆっくり息を吐き出す。息を吸ったときに指が押し上げられ、息を吐いたときに指が食い込むようなら、横隔膜はしっかり動いている。
肩甲骨が硬いことによる血流の悪化、浅い呼吸による自律神経の乱れは、全身に張り巡らされている毛細血管の劣化にもつながるという。次回は、肩甲骨をほぐし横隔膜の動きをよくする「肩甲骨リセット」のやり方を紹介してもらう。
病気を近づけない体のメンテナンス