最後に自転車に関しての報告です。コロナ禍でそれまで電車通勤だったのを自転車通勤に変えた方や、健康のために自転車に乗り始めた方もいるかと思います。これから紹介するサイクリングは、日本でいう“ママチャリ”ではなく、ロードバイクをイメージしてください。
ロードバイクは乗らない人にはピンとこないかもしれませんが、ヘルメットとサングラスを着用し、ピタッとしたサイクルジャージを着て、“レーパン”と呼ばれる膝上までのピタピタのレーサーパンツを履いて乗る乗り物です。ビンディングシューズといってペダルとシューズが器具で一体化できることもあり、ママチャリとは比べ物にならないスピードで走ることができます。
ロードバイクを始めた頃は誰もが経験すると思いますが、お尻が非常に痛くなります。乗る姿勢ができていないことや、サドルが新しくて自分の形にフィットしていないのも原因です。プロのロードレーサーは、長年使用しているサドルが傷んできたら表の革を張り替えて使っている選手もいるくらいサドルにはこだわります。また、慣れてくるとサドルにドカッと乗るのではなく、手足に体重を分散させた乗り方になるため、あまりサドルに体重を預けるというイメージではなくなり、長時間乗ってもお尻が痛くなりません。
男性不妊症のすべて