この検査で、食後の血糖値の上がり具合、インスリンの分泌はどうかなどを調べることができます。
日本人は欧米人と異なり、食後の血糖値が高い人が多いといわれています。だから食後の血糖値のチェックはとても重要なのですが、一般的な健診では空腹時血糖値しか見ません。だから、食後の血糖値が高くても「異常なし」となってしまうこともあり、かつては「隠れ糖尿病」とも呼ばれていました。
糖尿病予備群とはいえ糖尿病が確定していない人では、75グラム経口ブドウ糖負荷試験を受けるのは、現実的ではないでしょう。半日は会社を休んで行かなくてはなりませんからね。
食後の血糖値がどうかを調べるには、持続自己血糖測定器(商品名リブレ)を購入して測ってみるのが、一番手っ取り早いと思います。自分自身で操作して血糖モニタリングを行える機器で、インターネット上でも手が出やすい値段で販売されています。
進化する糖尿病治療法