ワクチン接種後死亡556件で厚労省が「無関係」とした7例の中身

新型コロナウイルスワクチン接種の様子(代表撮影)

②5月21日に接種した77歳男性は翌22日に死亡。発熱後ゼリー誤嚥により窒息。窒息・誤嚥にはβ、発熱はγ。

③89歳男性。5月24日に1回目接種し、翌5月25日死亡。30代で左肺結核を患い、高血圧、前立腺がん、心房細動、心不全の基礎疾患があった。報告書上の死因は心肺停止。報告医はワクチンとの因果関係について評価不能。専門家は他要因の死因との因果関係を「有」とし、前立腺がんを上げた。

④93歳男性は5月27日に1回目の接種を行い、6月2日に死亡。高血圧の基礎疾患があり、報告医の死因は腹部大動脈瘤破裂。接種との因果関係は評価不能とした。その後専門家は、この男性が4年前に48mmの腹部大動脈瘤が発見され経過観察中であり、10カ月前に瘤が1㎝に増大していたことを突き止めた。その結果、いつ瘤が破裂してもおかしくない状態と認定。ワクチン接種とは無関係でβとした。

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