ファイザー社製ワクチン接種後死亡事例にみる「死因」等の属性

新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける近畿大の学生(C)共同通信社

③25歳男性は4月23日に1回目の接種を受け、27日に亡くなった。死因は「自殺」。専門家評価は「γ」。「精神疾患の既往がなく、通常に勤務していた若年者である。ワクチン接種後に精神障害を突然発症している。因果関係については、否定も肯定もできず、同様の有害事象の収集に努めるべきと考える」としている。

④28歳男性は2回目接種を6月4日に受け、8日に死亡。報告医は死因を「急性心不全」とした。解剖も行われ、ワクチン接種との因果関係は「評価不能」。専門家の評価は「γ」だった。

■死因

 症状の概要に記載された死因等について多い順に、「不明」90例(うち65歳未満は4例)、「心不全」58例(3例)、「虚血性心疾患」41例(4例)、「出血性脳卒中」37例(9例)、「肺炎」37例(なし)、「心肺停止」34例(3例)、「大動脈疾患」19例(1例)、「虚血性脳卒中」18例(1例)、「老衰」17例(なし)、「敗血症」13例(なし)、「不整脈」10例(3例)、「窒息」10例(なし)、「静脈血栓症」9例(2例)、「心タンポナーデ」8例(1例)、「呼吸不全」8例(なし)、「アナフィラキシー」7例(なし)、「溺死」6例(1例)、「消化管出血」6例(なし)、「多臓器機能不全症候群」5例(なし)、その他状態悪化、心停止、心臓死、循環虚脱、急性腎障害、血小板減少関連疾患など。

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