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アトピー性皮膚炎<上>塗り薬は「やめ時」が肝心

外用薬を勝手にやめてはいけない

 ただ、治療で注意すべきは、外用薬のやめ時です。かゆみが治まっても、皮膚がザラザラしていたり、粉っぽさが残っていると、症状が再燃します。見た目は良くなったようでも、皮膚の中の炎症が治まるまでは薬を塗り続けなければなりません。そしてスキンケアは必ず行いましょう。

 アトピー性皮膚炎は治療の選択地が増えたため不治の病ではなくなりました。治療をあきらめていた方もぜひ皮膚科に行ってみてください。きっとご自身に合った治療が見つかるはずです。

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葉山惟大

葉山惟大

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