科学的根拠に基づく「老化を遅らせる」4つの方法 研究者が指南

食事の内容や取り方で「老化度」が変わる

■AGEが多い食品・増やす調理法を避ける

 AGEは体内で作られるだけでなく食材中にも含まれていて、加熱調理で増える。

「揚げ物、焦げ目が付いた食品、インスタント食品やスナック菓子、ミートボールのような加工肉・加工品や調理済み食品は、食品自体にAGEが多い。患者さんには、『素材の原形をとどめていない、何でできているか分からないものはできるだけ取らないようにしてください』と話している」

■運動不足、睡眠不足、ストレス喫煙に注意

 いずれもAGEを増やす生活習慣。睡眠不足やストレスは自律神経のバランスを崩し、コルチゾールやアドレナリンといったホルモンの分泌を促し、高血糖を引き起こしてAGEを蓄積させていく。活性酸素を生じさせることも明らかにされている。

 できることから始めよう。

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