新型コロナ 重症化を防ぐ最新知識

職域接種ワクチン 現役自衛官の6割以上が2回目に38度超の発熱

モデルナ社製ワクチンは5000万回分追加契約となった(C)共同通信社

 また、ファイザー社製よりも頻度が高いものとして「モデルナアーム」と呼ばれる遅発性の皮膚疾患が接種から数日から1週間して発症することが報告されている。接種部位や周囲のかゆみ、熱感を伴う赤み、腫れ以外に、接種部位のしこり、水膨れなど症状もさまざまだが多くは数日でおさまるので心配ない。

 これらを踏まえ職域接種を希望する人はあらかじめ解熱剤や鎮痛剤、かゆみ止めの軟膏やステロイド軟膏などを用意し、翌々日まで休みを取れる態勢で接種に臨むつもりでいた方がいいだろう。

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