厚労省の副反応検討部会資料で見るワクチン接種後の「重症者」

新型コロナウイルスの重症患者の治療に当たる医療従事者(C)共同通信社

 副反応疑い報告件数の多い年代は、ファイザー社製①40~49歳(4311件)、②30~39歳(3434件)、③20~29歳(2910件)、モデルナ社製①60~69歳(88件)、②20~29歳(87件)、③30~39歳(55件)だった。

■症状別報告件数

 ファイザー社製は4万2013件の報告があり、「発熱」(6134件)、「倦怠感」(3980件)、「頭痛」(3608件)、「アナフィラキシー反応」(1743件)、「関節痛」(1519件)などが目立つ。モデルナ社製では642件の報告があり、「血管迷走神経反射(失神寸前の状態)」(99件)、「アナフィラキシー反応」(44件)が多かった。

■接種から発症までの日数別報告件数

 多い順に見ると、ファイザー社製では接種当日1825人、翌日125人、14日目40人、2日目34人、4日目27人、3日目24人となっている。モデルナ社製は当日51人、翌日3人、4日目・7日目各2人だった。

3 / 3 ページ

関連記事