結局、気管支鏡の組織検査では肺がんの診断で、後日、胸腔鏡手術となりました。幸いがんの大きさは1.2センチ、リンパ節などに転移はなく、ステージ1aで、手術後の抗がん剤治療は必要ないとのことでした。
今回のKさんの場合は、検査が1年遅れで、本当に幸運にもがんが早期だったのですが、進行していたら取り返しがつかないことになったかもしれません。そうなると治療も大変ですし、費用もかかります。
この1年半、新型コロナウイルス感染症の流行で、不要・不急の外出を避けるように言われ、検診を受ける方が大幅に減っています。さらに、せっかく検診でチェックされても、その先の検査を受けない方がもっとたくさんいるのではないかと心配になりました。
がんと向き合い生きていく